本体ソフトウェアの更新
更新方法
リリースノート
本体ソフトウェア Ver1.2.0.a (2025-02-15)
演奏モニタ画面・ウォーターフォール画面の追加
演奏モニタ画面、ウォーターフォール画面を追加しました。→画面タイプ
: SysEx「UI Type Set」のオプションに0x05(演奏モニタ画面)、0x06(ウォーターフォール画面)を追加
MIDIポートの追加
USB接続時のMIDIポートを、1ポートから2ポートに変更しました。どちらのポートを使用しても同じ動作をします。搭載チャンネル(パート)数は従来通り16チャンネルです。
この変更の理由は、本機を複数のWindows用ソフトウェアから使用できるようにするためです。WindowsのMMEドライバでは、1つのMIDIポートを複数のソフトウェアから開けません。MIDI OUTをを2ポート用意することで本機を2種のソフトから同時に使用できます。「MIDIシーケンサで本機を鳴らしながら、CSM Editorで音色編集する」ような使い方を想定しています。
なお、将来的なWindows11ではMIDIポートを複数のソフトウェアで開けるようになる見込みです。2ポート目の名称は「CureSynth_mini O-2」となりそうです。(Windows 11 Canary Build 27788で確認)
Release Activeパラメータの追加
Release Activeパラメータを追加しました。→ADSR
: NRPN「Release Active」を追加
ボリュームノブの音量修正
出力音量を 3dB 低下させました。従来は、DAC の出力ゲインを標準より +3dB に設定していたため、最大音量付近で音割れが発生していました。その対策として音量を低下させました。ボリュームノブの音量変化幅は、従来通り(2dB/ステップ)です。
その他
- 日本語表示モードで、フォント未搭載の全角文字コードを受信した場合、空白文字ではなく"?"(SJIS:0x8148)に置き換えるよう変更
- Coarse Tuning/Fine Tuning受信時、ノートオン中の音にも音程変化が適用されるよう修正
- 本機の起動時からCureSynth Resetを受信するまで、GM1パラメータ以外を受け付けない不具合を修正(起動時にGM互換モードとなっていた)
- 短時間に多数のノートオンを受信すると、プチノイズが発生する不具合を修正
- ボリュームノブを音量最小(MUTE)とした状態でも、出力音がミュートされない不具合を修正
- Hardware Ver.Bへの対応
- その他軽微な修正
本体ソフトウェア Ver1.1.0.a (2024-01-03)
サンプリング機能の追加
お好きな音声を転送し、楽曲にあわせて再生できる機能を追加しました。
音質は24kHz, 7bit(µ-Law)になります。
→機能解説:サンプリング機能参照
- SysExに「Sampling Sound Send Data」「Sampling Sound Setting」を追加
任意画像表示機能の追加
お好きなカラー画像を転送し、楽曲にあわせて表示できる機能を追加しました。
→機能解説:任意画像表示機能参照
画面に文字やドット絵を表示する機能の追加
市販のMIDI音源に搭載されている、「画面にASCII文字や16x16ピクセルのドット絵を表示する機能」に対応しました。現時点ではR社やY社のシステムエクスクルーシブに反応します。
- SysExに「Display Data (Letter)」「Display Data (Dot)」「Display Page」「Display Time」「Message Window」「Bitmap Window」を追加
画面配色変更機能の追加
画面の配色を、任意のRGB777カラー(実際にはRGB444相当)で指定し、配色を変更する機能を追加しました。
- SysExに「LCD color set」を追加
その他変更
- SysExに「GM2 System On」を追加。受信時に画面を水色に変更します(搭載音色数は128で変更はありません)
- 「オシロスコープ画面」および「ピアノロール画面」の視認性を向上
- リセット受信時のVolume値を、127→100に変更(:GM規格に準拠するように)
本体ソフトウェア Ver1.0.1.a (2023-01-01)
- 初期リリースソフトウェア