機能解説:画面タイプ
本ページでは、画面タイプについて説明します。
画面タイプの切り替え
画面タイプの切り替えは、以下のSystem Exclusiveで行います。
UI Type Set
[F0H 00H 48H 05H 7FH 03H xxH F7H]
xxH:
00H: 初期画面
01H: リップシンク画面
02H: ピアノロール画面
03H: オシロスコープ画面
04H: 任意画像表示画面(本体ソフトウェアVer.1.1.0.a以降)
05H: 演奏モニタ画面(本体ソフトウェアVer.1.2.0.a以降)
06H: ウォーターフォール画面(本体ソフトウェアVer.1.2.0.a以降)
初期画面
本機にUSBケーブルを接続して電源を入れると、初期画面になります。バーグラフ(インジケーター)は、左から順に1ch~16chまでの出力レベルを表示します。
リップシンク画面
リップシンク画面では、バーグラフに加え、左側にキャラクターが表示されます。キャラクターの眉(eyebrow)・目(eye)・口(mouth)を、以下のSystem Exclusiveで変更できます。
UI Face set
[F0H 00H 48H 05H 7FH 10H xxH yyH F7H]
xxH: 変更対象の顔パーツを選択
00H: All Default Set(全ての顔パーツを初期状態に戻す)
01H: Eyebrow Parts
02H: Eye Parts
03H: Mouth Parts
yyH: xxHで選んだ顔パーツのイメージ番号を指定する。
xxH=00Hの場合: yyHの値は無視。全ての顔パーツを初期状態に戻す
xxH=01Hの場合: 0~3 0:普通(初期状態) 1:優しげ 2:悲しみ 3:怒り
xxH=02Hの場合: 0~6 0:開く(初期状態) 1:中間 2:閉じる 3:スマイル 4:>< 5:しいたけ 6:ウィンク
xxH=03Hの場合: 0~8 0:閉じる(初期状態) 1:あ 2:い 3:う 4:え 5:お 6:舌 7:文句 8:中割り
以下に例を示します。次のSystem Exclusiveを順に送ると、画像のような表情になります。音楽に合わせて表情を切り替えると、キャラクターが歌っているかのような(リップシンク)効果を生み出せます。
[F0H 00H 48H 05H 7FH 10H 01H 02H F7H]
(Eyebrowのイメージ番号を2)[F0H 00H 48H 05H 7FH 10H 02H 04H F7H]
(Eyeのイメージ番号を4)[F0H 00H 48H 05H 7FH 10H 03H 05H F7H]
(Mouthのイメージ番号を5)
さらに、自動まばたき機能を用意しています。次のSystem Exclusiveで機能をONにできます。
UI Face Blinking Set
[F0H 00H 48H 05H 7FH 04H xxH F7H]
xxH: 変更対象の顔パーツを選択
00H: Blink OFF: 自動まばたき機能オフ
01H: Blink ON: 自動まばたき機能オン
Blink ONの場合、UI Face setによるEye Partsの変更は無効
ピアノロール画面
この画面では、ピアノロールを表示します。チャンネルごとにノートの色が違います。
オシロスコープ画面
この画面では、波形を表示します。波形は、LとRを足したものが表示されます。一般的なオシロスコープを真似たトリガ機能も備えており、トリガが掛かるとT'Dマークが明るくなります。
任意画像表示画面
画面の左半分に任意の画像を表示することができます。詳しくは任意画像表示機能を参照して下さい。
演奏モニタ画面
この画面では、各チャンネルの楽器名やパラメータ・キーボードを表示できます。小さい画面に情報を詰め込んでおります。
左から順に、
チャンネル番号/楽器名/インジケーター/Expression/Volume/Pan/Pitch Bend/Modulation/Reverb Send/Chorus Send/Delay Send
を表示します。
ウォーターフォール画面
この画面では、出力音の周波数成分に基づいたスペアナ波形と、時間に従って流れ落ちるようなウォーターフォールエフェクトを表示します。